介護保険のサービスを受けたら、風邪などでの通院はできなくなるのですか?
そのようなことはありません。要介護認定を受けて介護保健のサービスを利用しはじめた場合でも、風邪をひいたり、腰痛がひどく
て薬が欲しいときなどには、これまで通り、病院・診療所を利用することができます。
介護保険のサービスを受けたいのですが、どこにいけばいいですか?
介護保険のサービスを受けるには、まず、要介護認定の申請をします。申請の受付は、住民登録地の市区町村役所で行っています。また、申請を事業者に代行してもらうこともできます。現在、病院・診療所にかかっている場合や訪問看護サービスを受けている場合などはかかりつけの医師に気軽に相談して下さい。申請の方法や介護保険のサービスについて分かりやすく説明してくれます。
介護保険制度の中で医師はどのようなことをするのですか?
かかりつけの医師は、申請者の要介護認定の重要な資料となる「意見書」を作成します。また、介護保険のサービスを受けているときには、利用者の方からの相談に対応するのはもちろんのこと、実際にサービスを行う看護婦さんやヘルパーさんに対して、医療の専門家として指導・助言を行います。
現在、訪問看護を受けている人も、要介護認定を受けなければならないのですか?
要介護認定の手続きをしなくても、医師が必要と判断すれば、現在の訪問看護を受け続けることはできます。もっとも、ホームヘルプサービス・デイサービスの利用などといった、介護保険のサービスを利用しようとする場合には、要介護認定を受ける必要があります。
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